2017/06/23
凡才経理の鳥祭り~インコの魅力まだまだたっぷしお伝えします~

こんにちは、経営管理部というか鳥部のかちみです。
前回は「凡才経理の鳥祭り」と称しまして、わたしの大好きなインコの紹介をさせていただきました。
ですが愛するインコが多すぎて、とても一記事に収めることが出来ず・・・・・・
インコ記事で第二弾、です。
前のブログで紹介したのは「小型インコ」でしたが、今回は「中型、大型インコ」をご紹介いたします。
インコ好きのかたもそうでないかたも、かわいい画像たっぷりでお送りいたします。
いざ、インコの世界へーー!!
小型インコが~60gなのに対して、中型インコは60~300g、大型はそれ以上となっていますが、オカメインコは中型インコに属します。成鳥で約75~100g前後です。
頬の部分にある「チークパッチ」という、まるでお化粧のチークを付けたようなオレンジ色が特徴のオカメインコ。
ホワイトフェイスと言ってお顔が真っ白な個体もいますが、それもまた神秘的で美しいです。
なぜこの箇所にパッチができたかは判明していないようですが、何度考えても「かわいいから」という理由に行き着いてしまいます。神様がいたずらをしたのでしょう^^
画像のとおり、色変わりはかなりの種類があります。どの種類でも性格はとても温厚で優しく、比較的大人しい個体が多いです。
見た目もかわいく、性格も良い。ここまでパーフェクトとなると、5万年どころか存在自体が奇跡とも言えますね(大げさ!?)。
オカメインコを飼育する際に注意したいのが”オカメパニック”といわれる現象です。地震や大きな音、他の動物などに驚いて大暴れを起こすことなのですが、オカメインコ自身も錯乱しているのでなにがなにやら分からない状態になります。思いもよらぬ怪我、最悪骨折をしてしまうこともありますので、なるべくパニックが起きないような環境で育ててたいところです。
わたしがよく行く小鳥屋さんから教えてもらったのは、オカメインコが普段生活しているケージを掃除の際に動かしたりすると「ケージ=揺れるもの」と認識してくれるので、地震耐性が強化されるそうです。
もう一つ注意したいのが脂粉、別名オカメパウダーです。インコの体から出てくる粉、細かい羽毛の総称なのですが、羽繕いをした後にブルブルっと身体を震わせると・・・・・・まぁ~見事な粉、粉、粉!もう部屋中粉まみれです。他のインコ類にも見られますが、オカメインコの脂粉は小型、中型の中では最強レベルです。空気清浄機は必須、窓を開けての換気やこまめな掃除をしないと想像以上の塵害にさらされます。
- オカメインコのざっくり知識
・オーストラリア出身
・実はオウム(頭の羽、冠羽がその象徴)
・その冠羽で感情表現をする
・怒ると「フッフッ」と言いながらゆっくり横揺れする(ぜんぜん恐くない)
・インコ界のおまぬけキャラ
わたしが最も愛してやまない種のひとつ、ウロコインコ。
ワキコガネ、ホオミドリ、パイナップル、イワシンジュ、バライロビタイ・・・・・・と、かなり多くの種類がいるウロコインコですが、全種共通でとても明るく活発な性格です。タイトル画像の子はバライロビタイさんです。頭の赤い色、胸元のウロコ柄がきれいに出ていてその魅力があふれかえっております。
そしてなによりお伝えしたいのが、ババン!下の画像をご覧ください。
なんともいえないだらしない姿。これが鳥好きを大いに興奮させる「ニギコロ」「おっ広げ」の姿勢です。
人の手の上でインコが仰向けで寝転がる姿を通称「ニギコロ」といいます。ウロコインコは訓練次第でこの至福の「ニギコロ」ができるインコということで有名です。
「どうにでもして~」と言わんばかりのかわいくてちょっと愉快な姿に惚れこむ人は数知れず。インコ同士でも仲良くなれる種類ですので、仲むつまじい姿を見ているだけでも存分に楽しめます。
頭もよく、また足先の器用さは見ていて飽きないほどです。大好物のヒマワリの種を食べる仕草を初めて見た時は、そのあまりにもの器用さに感心しきったものです。わたしより上手です。
- ウロコインコのざっくり知識
・色々いるけどみんな南米出身
・その名のとおり、羽がウロコ模様に見える
・噛む力は中型インコ最強レベル(流血沙汰もしばしば)
・溜めフン爆弾に要注意
・喋り声が酒焼けボイス
いま鳥好きの中でも大ブームとなっています、シロハラインコ。その存在はまさに鳥界のアイドル!
正面から見るとおにぎりのような下膨れのかわいい顔、まるで人間を思わせるかのような軽快な歩き方、犬のような人懐っこさ・・・・・・。どれをとっても最高のコンパニオンバードといえます。
白、黒、オレンジ、黄色、緑、青と、まばゆいばかりの羽色を持っていることから「七色インコ」と呼ばれることもあります。
真っ白なお腹なのでシロハラインコと名がついていますが、羽をめくると黒っぽい羽が・・・・・・。実はハラグロなのかもしれません^^
頭が黒い子とそうでない子がいて、前者は「ズグロシロハラインコ」と呼ばれています。他にも色変わりは存在しますが、主にシロハラインコ、ズグロシロハラインコが主流です。
器用さはピカイチで、足を使っておもちゃで遊んだり、餌をつかんで食べたりします。シロハラインコは飛行が大得意というわけではなく、歩く、飛び跳ねるなどの移動手段をとることが多いため、足が発達したのかもしれません。
その器用さと賢さから、おもちゃで遊ぶことが大好きです。飼い鳥としてお迎えした際は、インコが喜ぶおもちゃをたくさん与えてください^^
余談ですが、ほぼすべてのインコは独特の「インコ臭」がします。このシロハラインコもまた独特な臭いです。なぜか倉庫のにおいがするなぁと思っていたのですが、ダンボールのにおいに似ているからだと思われます。ちなみに濡れたウロコインコは焼きたての何かに似ています(かちみ独断)。
- シロハラインコのざっくり知識
・ブラジルのアマゾン熱帯雨林、ギアナ高地などの南米出身
・冠羽がないのにオウム科
・野生のシロハラはちいさな集団、ズグロシロハラは大集団で生活する
・他の種類には警戒心がやや強め
・家電音のモノマネが上手(電子レンジや携帯の着信音など)
こちらホンキバタンは鳥類大国オーストラリア原産、オウムの一種です。大きさは今まで紹介した中でもダントツの1位、体長約50cm、体重は約850gほどで、腕に乗せるとそのズシっとした重みに鳥好きは「キャー、キバタンさんステキーー!」となります(本当です)。
全体は真っ白ですが、冠羽が黄色く、またほっぺたにも薄っすら黄色の羽が生えています。
ホンキバタン同様の白色オウムにはコバタン、オオバタン、コキサカオウムなど多数の種類が存在し、見た目はかなり似ています。亜種も多く存在し、アオメキバタン、アールーキバタンなど複数おり、種類によって性格が違います。
好奇心旺盛で遊ぶことが大好きなため、野生のキバタンは家の屋根をかじったり農作作物を掘り起こしたりと、ちょっと迷惑な鳥として扱われているようです。ですが家族としてお迎えしたホンキバタンの愛嬌たっぷりな行動には、飼い主さんも大満足の日々を過ごせるのではないでしょうか。
ホンキバタンに限らず、オウム科の鳥はとても頭脳が優れています。表現力だけでなく記憶力にも長けているため、おしゃべりや音楽を楽しんだりする子も多くいます。
ちなみに大型オウムは声がとっても大きく、山を越えて聞こえるレベルです。飼育の際には大声対策をお勧めいたします。そして嘴の力がとても強いので、ンガー!っとされたら素早くよけるか、ガブリンチョの覚悟を持って接してください^^
- ホンキバタンざっくり知識
・オーストラリア出身
・とにかく賢い。知性も記憶力も一流
・なので、ケージは脱走対策が必然
・怒ると冠羽を逆立てて威嚇する
・いたずらのレベルが鳥じゃない
・嘴の力はくるみを割るほど!怪我には要注意
さて、2回にわたって紹介させていただきましたモフカワな生き物、インコ。残念ながら終わりのお時間がやってまいりました。
昨今密かなブームとなっているインコは、犬や猫とはまた違ったパートナーとしてペットの地位を確立しつつます。
ですがまだまだ認知度が低く、なんで鳥なの?鳥のなにがいいの?と言われることがしばしばあるのが現状です。実際にそばにいると、こんなにかわいくて愛おしい生き物は他にないなと断言できるほど、インコは魅力にあふれた生き物です。
この記事がきっかけで、少しでも「インコっていいな」と思ってくれるかたが増えたら、かちみはこの上ない幸せにございます。
ではまた、ドロン!
画像インコさんの飼い主さま
■オカメインコ
Pino Instagram@madoka.517
Sukeroku Instagram@sukerokudesu
Noa Instagram@ricakokoko
Ichigo&Run Instagram@cocoako_0528
■ウロコインコ
Okura Instagram@bburoco_okura
Esmeralda Instagram@twinmamakaichan
Shi&Popo Instagram@uribouwith_candy
Haro Instagram@honamii1226
Hru&Pippi&Hu Twitter@AndChisa
■シロハラインコ
Momo&Pudding Twitter@AndChisa
■ホンキバタン
Hontaro Instagram@77mgu
シロハラインコ / PhotoAC UrokunPAPA