2017/05/02
ECサイト運用「ささげ」とは? “げ” 原稿を作るコツ
こんにちは。
ささげ はじめました。の第3回目は、撮影、採寸に続きまして原稿について書いていきます。
原稿とは通販業界において「商品説明」を書くことを意味します。言葉や言い回しで商品の印象が変わってしまうこともあるため、とても大切な作業と言えるでしょう。
ECささげ:“げ” 原稿=商品説明のポイント
通販モールで商品を見ていると、店ごとに商品ページの作り度合が違う事がよくあると思います。画像、採寸は整っていても、商品説明が1行、もしくは無いものも珍しくはありません。
冒頭でも書きましたが、言葉や言い回しで商品の印象、お店のイメージまでもが変わってくるのでネット通販担当者には必ず書いてほしい項目です。
しかし、「何を書いていいか分からない」「ありきたりな言葉しか思いつかない」という方に、私が気を付けているポイントをご紹介したいと思います。
1.マイナス要素は書かない。
デメリットを隠せ!という意味ではありません。デメリットのほとんどは素材や使い方に関連してくるため、商品説明ではそれらの事には触れません。その方が統一性が出てお客様にも伝わりやすくなります。怪我や生命の危機に繋がりかねない注意事項はハッキリと記載するようにしましょう。(電化製品、乳幼児の遊具など)
2.使う場面を想像させる。
例えば、ショルダーバッグが欲しいと思ってサイトの商品ページを見るとします。ショルダーの長さやポケットの配置など、画像と採寸である程度の商品の判断はつき、購入に至るだけの情報は十分集まっています。更にここで下記のような商品説明が書かれていたらどうでしょうか?
『このバッグはショルダーの長さが自由に変更できるので肩掛けや斜め掛けも可能です。小さなお子さんがいるママさんや、屋外でのイベント、旅行の散策など、両手をあけておきたい時にとても重宝します。フロントのポケットは、定期入れ、スマホ、ハンカチなど、出し入れが多い物をスムーズに収納する事を考えて作られています。』
書いている内容はごく普通の内容ですが、使うシーンやポイントを盛り込む事でその商品の良さが際立つと思いませんか!?
3.少しだけSEOを意識する
ネット通販において、商品説明はSEOにも影響してきます。使用目的が決まっているお客様は「肩掛け バッグ」や「旅行 散策 バッグ」など的を絞って検索をかけます。商品名にそれらのキーワードを入れることもありますが、文字数がオーバーする、ゴチャゴチャして見づらい、モールの規約違反になる可能性もあるため詰め込みすぎてしまうのも良くありません。
お客様の「欲しい」に響きそうな文言は商品説明に記載すると伝わりやすいと思います。
いかがでしたでしょうか?
物を買う際、やはり対面での接客がベストですが、通販でもそれに近づける事は可能です。むしろ丁寧に作り上げる事で、対面の接客を超えることだって可能かもしれません。
是非、素敵な商品ページ作り、お店作りを目指してくださいね。