2021/04/01

自分の生活から〜デジタル化する日常を検証〜 ユーザーエクスペリエンス(UX)を考える思考

アフターデジタル

 

こんにちは、クリエイティブディレクターのFUMIです。
コロナが追い風となり、デジタルデバイス利用が中心の生活、オンラインサービスは欠かせないものになりました。
今回は、自分の生活からデジタル化する日常を検証し、UXの観点からのサービスの提案を考えてみたいと思います。

利用中のオンラインサービス

私の日常利用しているオンラインサービス

Google Home Mini 朝起こしてくれる、ニュースを流してくれる、タスクも管理
Alexa 天気と音楽を流してくれて、必要なものをボイスで頼める
HitoHana ナチュラル系の花を隔週で花を届けてくれる
medelu 個性的な花を隔週で花を届けてくれる
Oisix 毎週ミールセットと季節の野菜が届く
Uber Eats 出前
Netflix 韓国ドラマタイム♡
Amazonプライム USドラマタイム♡
Nintendo Switch オンライン対戦♡♡
マネーフォワード お金の管理
Apple Watch 毎日の健康管理・支払い
LINE PAY 電子マネー支払い
Apple wallet コンビニや交通機関での支払い
Apple cloud バックアップデータ
Teams 仕事のコミニケーション
Google カレンダー・メール等
Google photo 写真等全て入っている
Amazon 日常品など
Amazon music お散歩に通勤に NO MUSIC, NO LIFE.(byタワーレコード)
Audible 書籍は読みたくない病発症の際
Kindle 書籍関連/読み放題の書籍
Evernote メモ類
マイナンバーカード 補助金申請等/証明書
オンラインチケット 飛行権、電車、入場券
SNS 情報・クーポン等

上記を見ても分かる通り、サービスの提供利用を主として行なっており、物を売っていたメーカー主導型のバリューチェーン利用から、顧客接点をもつプラットフォームの利用が現状の状態です。

日常が生活が変わった!

私の現実の行動までも、オンラインサービスは変えています。
外出は、用事というよりは仕事か趣味が主へと変化しました。
また現金も予備的に保持している程度で、電子マネーを主として利用し、現金に対しての意識がかなり低くなりました。

行動データの可能性

そのため購買履歴も残り、行動データをとれば、現実の行動まで全ての私のデータ化が可能でしょう。
zozoスーツまで登録していたから、体型からもデータ化できます。

さて、それで何がUXと思いますよね?
※UX(User Experience)とは、「ユーザーが、ひとつの製品・サービスを通じて得られる体験」を指しており、その向上を目的としている。

オンラインサービス

 

ユーザーエクスペリエンスを考える思考

アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る」書籍を参考に記載すると、エクスペリエンスと行動データのループが競争原理の根幹となると記載があります。主に下記4つ。(※内容簡略)

  1. オフライン行動の全てがデジタル化し、その保有と活用が鍵となる
  2. 行動データは一人当たりの量が重要、ユーザー接点は高頻度が望ましい
  3. 「楽しい、便利、使いやすい」といった対体験品質の高さが必須
  4. データを活用することで、適したタイミングで適したコミニケーションでのアプローチが可能

つまり、ここで私のデータが出てくるわけです。噛み砕くと…

  1. 私の行動データのデジタル化を行い、保有と活用をする
  2. とても細かくリスト化 何をどこでが大切
  3. 行動データ的に動きが多いものをベンチマークにして、「楽しい、便利、使いやすい」を考察
  4. 打ち出したいサービスをどのタイミングでどのようなコミニケーションにすべきか考察

データを利用したサービスの提案例

そしてそんな私に対して、新しいサービスの提案を考えてみましょう。
こちらは行動データや購買データから検証したとの仮説の提案です。

  1. 花のセレクトをチョイス+好きだろうおやつ+かわいいコスメ
  2. (♡コメントが多かった花のカテゴリー)+(購買が高かった商品系列)+(閲覧履歴の趣向属性より)

  3. 隔週か月1で2000円/1回
  4. 前後が好ましそうだ(花のサブスクの平均利用値段を抽出)

  5. お花とお菓子に合う、音楽のおすすめもプラス
  6. ボタンひとつで選択でき、簡単に解約できるもの、利用が高いサブスクを選択、決算は電子マネー決算

  7. SNSと連携サービスし、キャンペーンも展開しよう
  8. ポイントが貯まったらチケットと交換が良いかもしれない、どこかと提携し、サービスとチケットを交換できる仕組みを作ろう、外に出てないようだから、話題のジムのチケットなどがいいのではないか

など、提案ができそうです。

まとめ

さて、いかがでしょうか。
ここでは、花のサブスクを好んでいる私に対して、現状より少しサービス体験を向上させた新規サービスの提案といったところ。
生活状態が悪そうなので、チケットサービスの方向も健康を提案します。
行動データによって、ユーザーサイドに寄り添った提案であり、サービスとして差別化もできそうです。
よりカスタマーバリューの高い提案ができました。(本人への本人論)

最後に

エクスペリエンスと行動データをループで回す時代。

ただ現状、慎重な日本人文化も相まって、世界から見た日本のアフターデジタル化は遅れていると言われています。
それと同時に、きちんとデータの扱い方(高いセキュリティ基準/適切な運用)は、非常に大きな課題となっています。

次回はUX観点からのUIのお話を是非。

デジタル周りでお困りのことがありませんか?解決策を一緒に考えさせて頂きます。

ユーザー数が増えない。システムが使いにくい。なんだかうまくいかない。
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わたし達は、クリエティブ制作・設計、プロジェクト運用、広告運用など、デジタルマーケティング全般と先端システム開発を行っています。様々な部署が垣根を超え、一丸となってお客様のビジネス課題に取り組ませて頂いておりますので、何なりとお問い合わせください。

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ライター
フォーグローブ編集部

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