2020/06/19

ウィズコロナ時代における会社経営

 

みなさん、こんにちは。代表のハタノです。

昨年末より、中国で発生した新型コロナウィルスが全世界へ蔓延しています。

日本においても、未曾有の事態として全国に緊急事態宣言が出され、長期間にわたる外出自粛や休業要請により、多くの企業やお店において売上や雇用に大きな影響が出てしまいました。現在は全面解除されたものの、残念ながらまだ解決(収束)というレベルには至っておりません。

この影響は今後も続くと言われており、「ウィズコロナ」と表現されるように、国も民間も、感染対策を前提とした新しい暮らし方や経済の形を見出す時代になっていくようです。

今回、現状の報告として、コロナ禍に際して当社がどのような行動をとり、ウィズコロナについてどのようなことを考えているのかを、ブログとしてまとめさせていただきました。

■初めは手探りだった社内対応の経緯

2月の末頃より、想定外の事態によって現場や管理チームで混乱が発生し始めました。ニュースをどこまで信じるべきか、売上は大丈夫かなど、みんな不安でいっぱいな状況でしたが、当時、社員やその家族の生命を守ることを第一と考え、急遽3月10日より、90%以上の遠隔勤務体制にシフトしました。

まず、最初に考えたことは、クライアントのビジネス保全についてです。

当社には80社近くのアクティブな顧客企業がありますが、遠隔対応であっても継続的にサービス提供ができるように体制を整えました。

残念ながら、ご提供していた制作や開発サービスの停止を余儀なくされた部分もありますが、今後の巻き返しにつながるよう、積極的に取り組んでいきたいと思っています。

次に、社内の結束を固め、危機をどのように乗り切っていくのかという点について、幹部メンバーとはほぼ毎日ミーティングを重ねて、状況把握や都度の対処を行った上で、社員に対しては「コロナを原因に解雇等を行わない」宣言を行いました。

これらの活動を通じて、これまで気づかなかった社内の問題や、可視化されていなかった事実などが噴出しましたが、幹部やユニットリーダー達の粘り強い話し合いによって、少しずつでも解決の兆しが見えてきたことは、大変感謝をしています。

また、銀行や株主含めた支援者の方からも厚く応援いただいたことも大きな力となりました。

おかげ様で、それ以来、現在に至るまで1名の感染者も出さすことなく、遠隔業務にもかかわらず、これまでとほぼ同じレベルでサービスを提供できています。

■新しいチャレンジ! 〜顧客に貢献できることは何か〜

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反対に良かったこともあります。それはいい意味で「覚悟ができた」という点です。

これまで請負を中心とした開発を行ってきましたが、短期的にリソースの余裕が生まれ、オンラインミーティングを通して、中心メンバーとの話し合いの場をたくさん持つことができました。これによって、本来「当社が顧客に貢献できることは何か?」を、日々真剣に議論を重ね、その結果、LINEを使った新しい自社のアプリケーションパッケージ開発に着手し、2ヶ月という短期間でリリースをすることができました。

このシステムはLINEと同時に、Wechatミニプログラムにおいても動作するハイブリッド型のアプリケーションとなっており、業界的にも珍しい内容となっています。

例えば、レストランや居酒屋などの飲食店においての業態変更や、SNSの中でのEC立ち上げ、オンライン予約によるバーチャルレッスンの販売など、様々な業種において、現状を打開することのできるサービスだと自負しておりますので、未来に向けたニーズを、ぜひご相談・ご紹介いただければと思います。

私たちは、このアプリケーションの展開を通じて、コロナの影響によって苦戦を強いられた企業や団体、これから新しい仕事の形を作っていきたいパートナーの皆様と共に、新しい顧客との関係性を作っていきたいと考えています。今は、試練を乗り切る時期だと思っています。我々でお役に立てる事があれば出来る限りのご協力をさせていただきます。

取り組み方や解決方法を検討し、一緒に成功への道筋を模索していきましょう。

■まとめ

ウィズコロナは、社員全員にとっても大きなチャレンジです。顧客への貢献や働き方、生き方まで、見直すべきところは見直して、過去を捨てて新しく生まれ変わるチャンスとして、引き続き真剣に向き合っていきたいと思っています。

 

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ライター
ハタノユウスケ
しゃちょー

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