2023/06/08
アプリでビジネスの起点を作る 「スーパーアプリ」とは
こんにちは、PMOのヒガシです。
当社は「UZ APPS」というサービスで、LINEミニアプリの開発をしています。
そんなミニアプリを組み合わせてサービスを提供しているLINEは、日本を代表するスーパーアプリと呼ばれています。
というわけで、今回は「スーパーアプリとは何なのか?」という説明をさせていただこうと思います。
スーパーアプリとは?
スーパーアプリとは、日常生活のあらゆる場面で活用できる、様々な機能を統合したアプリのことを指します。
複数のアプリを立ち上げる必要がなく、一つのアプリで完結するので、利便性が高いといえます。
スーパーアプリの先駆けとして世界的に有名なのは、中国の「WeChat」と「Alipay」です。
「WeChat」は、チャットアプリに送金機能を軸としてさまざまな周辺サービスを取り込み、「Alipay」は、オンライン決済機能に配車やフードデリバリーなど周辺機能を取り込むなどをして、中国人の大多数が利用するスーパーアプリへと進化を遂げました。
スーパーアプリのメリット
スーパーアプリは複数の機能を統合したアプリの総称であると説明しましたが、では、スーパーアプリ化することによるメリットにはどんなことがあるのか、それは以下ではないかと考えています。
〇企業側のメリット
・ユーザーが獲得しやすい
一つのアプリさえあれば手軽に複数の機能を活用することができます。従来のアプリのようにサービス毎に都度ダウンロード・会員登録を行う必要が無いためアプリ利用のハードルが低く、アプリ・サービスの利用率を高める点で、ユーザーを獲得しやすいことが大きなメリットです。
・アプリがアンインストールされにくい
アプリ自体は一つなので、多少利用頻度が下がった程度では削除されにくいという傾向があります。ユーザーの端末上に残っていれば、再度利用される機会もあるため、アプリを提供する企業側にとっては機会損失の低減に繋がります。
・開発コストの削減/サービス拡張の有効性
一つのアプリ内に様々なサービスを集約することができるため、サービス展開を行いやすいことが大きなメリットです。新しくリリースしたサービスにも既存ユーザーを呼び込みやすいため、シェアの獲得や集客に効果的です。
〇ユーザー側のメリット
・手軽に取得・登録できる
通常複数のサービスを利用する際には都度会員登録を行う必要があり、登録・管理の手間が掛かりますが、この手間を省いて複数のサービスを利用できます。
・サービス毎にアプリをダウンロードする必要がない
複数のアプリを利用していると、普段利用しないアプリは画面上のどこに配置していたのかわからなくなります。利用頻度の高いアプリであれば、端末のホーム画面に集約されていたり、アプリを配置した場所を覚えているかと思いますが、利用頻度が低いアプリの場合、まず端末内を検索しなければいけません。
スーパーアプリは利用頻度の高いサービスを軸として開発しており、そもそもの利用頻度が高く、そのアプリ内にさまざまなサービスが集約されているため、利用頻度の高くないサービスでも、すばやくアクセスすることができます。
スーパーアプリ(LINE)でビジネスを加速させる
冒頭でも少し触れましたが、日本におけるスーパーアプリといえば、LINEが挙げられます。
LINEはメッセージングアプリとして一般的には知られていますが、更に、LINEミニアプリとして、ECやモバイルオーダー、クーポンや予約、決済などの機能を追加することにより、LINEをスーパーアプリとして活用できるのです。
私たちフォーグローブは、LINE株式会社より、「LINEミニアプリ部門」の初回パートナーに認定され、モバイルオーダーや予約機能など、様々なLINEミニアプリ開発を、「UZ APPS」サービスとして行っております。
以下が、その「UZ APPS」が提供する機能の一例です。
クライアントのご要望に応じてカスタマイズし、オリジナルのLINEミニアプリを開発することも可能ですので、お気軽にお問い合わせください。
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当社では、これからも、クライアントの最先端のデジタルマーケティングを支援し、ビジネスを加速するための様々な用途のアプリを開発していきます。