2023/03/22

【社員にフォーカスON！】近藤真帆／AEユニット・セールス

今回フォーカスするのはフォーグローブのLINEミニアプリサービス「UZ APPS」の立ち上げから関わり、現在ではグローバル企業のセールス担当として大活躍するAEユニットの近藤真帆さん。UZ APPSが海のものとも山のものともつかなかった時代に入社間もないにも関わらず全社で初受注し、一躍セールスのエースとなりました。現在も快進撃を続ける近藤さんが目指す未来とは。

セールス未経験で入社。開発途上のサービスを全社初受注の快挙

――前職は営業ではなかったんですよね？

近藤：はい。営業をサポートするいわゆる営業事務をしていました。営業は自分にはゼッタイ無理だと思っていました(笑)

――それがまたどうしてフォーグローブのセールスに？

近藤：元上司がフォーグローブで働いていて誘われたんです。私はなるべく長く現役で仕事をし続けたいと思っているのですが、当時、営業事務はやれることの幅が狭くて市場価値が低いなあと考え始めていました。そんな時、お声がけいただいたので自分の幅を広げるチャンスだと思いきって面接を受ける事にしました。そうしたら、ハタノさん（弊社代表）をはじめ面接してくださった皆さんがとてもフレンドリーでフラットで(笑)。ここでなら未経験でもやっていけると感じ入社を決めました。

――入ってすぐにセールスの仕事をスタートしたのでしょうか？

近藤：今もご一緒させていただいているセールスの大先輩の今田さんのアシスタントのような事をしていました。今田さんがお客様へ説明をしているのを聞きながら私もこんな風に喋れるようになるんだろうか…って思っていました(笑)

――それが今やセールスのエースですからすごいです！「UZ APPS」を全社初受注したのは真帆さんでしたよね？

近藤：今田さんに助けていただいたおかげです。あの当時UZ APPSはまだ開発途中でお客様に見せられるものがありませんでした。そういう状態だったのにも関わらず、必死にプレゼンテーションした最初の商談でお客様が決めてくださったので正直びっくりしました(笑)

毎日一つずつできることが増える喜びを糧に

――セールス未経験で、しかもまだ実体のないアプリを売るという最難関のミッションでさぞかしご苦労ばかりだったかと思います。正直な話、辛かったですよね？書きませんから本音をどうぞ(笑)

近藤：それが…楽しかったんです(笑)。セールスの仕事が本当になにもできなかったので、毎日一つずつできる事が増えていくのが嬉しくて。今田さんに同行して今田さんが喋っている事をイメトレしたりして。誰からも「独り立ちしなさい」と言われたわけではなかったのですが、自分の中では早く独り立ちしなくちゃ！という焦りが常にありました。そんな時に自分一人でお客様へプレゼンテーションをしたところ、初受注できたので本当にラッキーでした。ただ…その後が大変でした(笑)

－－そうですね(笑)。まだUZ APPSは開発途中の状態だったので、機能面が不十分だったり運用スキームも確立されていなかったり…お客様と開発、サービスとの狭間に立って、さぞ大変だったかと思いますがどんなモチベーションで乗り切ったのでしょうか？

近藤：せっかくお客様がフォーグローブを選んでくださったのだから期待を裏切りたくない、という一心でした。お客様の要望を受け入れつつ、それが実現可能な事なのかどうか、開発やサービスの皆さんにありのままに伝える事を大切にしました。その上でお客様とフォーグローブ、双方のちょうど折合のつく着地点を見つけるのが私の役割だと思っていました。

その時に良かったのは、社会人経験も浅くシステムの事など何も分からない私の意見を開発やサービスの皆さんは誰一人バカにしたり頭ごなしに否定したりすることがなかったんです。遠慮せずにどんどん発言する場を与えてくださって本当に感謝しかありません。

――チームは本当にフラットでお互いを尊重しながら仕事をしていましたよね。ですが、お客様が「どうしてもこうしたい」という事が通らず困った事も多々あったかと思います。その時はどのようにお客様に説明していたのでしょうか？

近藤：できないのには必ず理由があるんですよね。でもそれができなくても、お客様が達成したい事は別の角度から叶うかもしれない。そう信じて必ず代替案を考えていました。「○○は○○という理由で、できません。ですが、その代わりに○○というやり方でその目的を達成することができます」とお話すればお客様は納得してくださいました。それで納得してくださるお客様ばかりだったというのも恵まれていたのだと思います。

知恵を出し合い協力し合って一つのモノを創り上げるのが本当に楽しい！

――真帆さんが初受注を決めてから早3年が経ち、UZ APPSは大きく成長しました。LINE社の初回Technology Partnerにもなり、現在、真帆さんが担当しているお客様は誰もが知るグローバル企業です。今後、どんな風に仕事をしていきたいと思っていますか？夢なども教えてください。

近藤：私がここまでこれたのは今田さんをはじめとするチームの皆さんのおかげです。プロフェッショナルですごい人がたくさんいるんだってフォーグローブに来て改めて思いました。ただ、そこにフォーカスしてしまうと自分と比較して落ち込んで、身動きがとれなくなってしまうので、そこはいったん置いといて(笑)。自分ができることに集中するようにしています。ゆくゆくは自分一人でプロジェクトを回せるようなセールスになりたいです。毎日できることを増やして成長し続けたいと思っていて、その為に仕事というのは最適だと思うんです。

――どういうことでしょう？

近藤：仕事は毎日、否応なしにやってきますよね。時には困ったり辛い事もあったりします。でもそれがあるから得るものがたくさんあって、また一つできる事が増えて、成長できるのだと思うんです。

――本当に真帆さんは前向きで素晴らしいと思います。

近藤：もともとすごくネガティブな人間だったんです(笑)。そんな自分を変えたくて大学では心理学の本などたくさん読みました。本を読むのは苦手なんですけど、その時は頑張りました(笑)

――そうだったのですか！

近藤：今でもそんな自分が出てくることがあります。でも、人が好きで人と関わるのが好きで。知恵を出し合い協力し合って一つことを創り上げるのが本当に楽しくて。一生働き続けるだろうなと漠然と思っています(笑)。UZ APPSがもっともっと成長して多くの企業に使っていただけるようにセールスとしてのスキルアップをこれからも頑張りたいと思います。