2023/03/24
UIDを使ったLINEミニアプリの活用事例紹介【UZ APPS】
UIDとは?
みなさんLINEのユーザーID(以下、UID)をご存じでしょうか。LINEで友だち検索するときに用いるLINE IDとは異なります。
UIDとは、友だち登録しているLINE公式アカウントごとに、1ユーザーにつき1つ付与されるUから始まる33桁の識別子です。このUIDは、LINEミニアプリを活用していくうえで外せないポイントとなります。
では、UIDを取得できるとどのようなことができるのかというと…
例えば、ユーザーごとに異なるメッセージやクーポンを配信することができます。
現在LINE公式アカウント運用をしている皆様、友だち全員に対して同じ内容のメッセージやクーポンを配信していませんか?もしそれがユーザーごとに興味・関心に合わせて配信内容を変えられれば、メッセージに対するユーザーの反応率も変わると思いませんか?
UIDとは、LINE公式アカウントの特定の友だちに対してメッセージを配信する「セグメント配信」を可能にします。
そして弊社の提供するLINEミニアプリは、UIDの取得が可能です!さらにLINEミニアプリ上で取得したユーザーの行動データとUIDをもとに、より詳細なセグメント配信をすることもできます。
UIDを活用したセグメント配信が可能になれば、メッセージコストの削減や、ユーザーの興味・関心・行動履歴にあわせた適切なメッセージ配信によるコンバージョン率アップにも繋がる事が考えられます。
では、ここから弊社の提供するLINEミニアプリとUIDの取得によって具体的にどのように活用ができるかご紹介します。
UIDを使ったLINEミニアプリの活用事例紹介
【1】予約アプリ
弊社の予約アプリでは、ユーザーから講座やレッスンの予約を受け付けることが可能です。さらにLINE内で予約完了通知が行われ、リマインド通知を送る事もできるので当日のキャンセルや遅刻を防ぐ事ができます。
UIDの活用例としては
・継続的に予約をしてくれているユーザーに対して新規講座の予約受付開始をいち早くお知らせ
・前回の受講から3ヵ月以上期間が空いてしまった方に対して、クーポンを配信して再来店のモチベーションを上げる
等、顧客のロイヤリティにあわせたメッセージ配信を可能にします。
【2】モバイルオーダー
フォーグローブのモバイルオーダーはテイクアウト・デリバリー・テーブルオーダーと3種類のアプリモジュールがあります。それらをベースにお客様に合わせたアプリ開発が可能です。さらにオプションでスタンプカードやクーポン機能をあわせて実装することもできます。
例えば、テイクアウトアプリで1回の注文につき1スタンプを付与することにより、スタンプが貯まるように設定すればユーザーの購買モチベーションとなり、利用頻度UPに繋がると考えられます。また、スタンプの進捗状況に応じてクーポンを発行することで継続的にユーザーの購買モチベーションを維持することが可能です。
さらに、UIDの活用例としては、
・あと1スタンプでクーポン取得可能なユーザーを一押しするメッセージ
・過去の購買情報に基づいてメッセージとクーポンを配信
・半年以上ご利用のないユーザー向けにクーポンを配信
等、ユーザーの利用状況にあわせてメッセージ内容やクーポンを変化させる配信が可能です。
【3】EC
フォーグローブのECアプリは、LINE公式アカウント内にECショップを立ち上げることが可能です。また、一時的なイベントECとしてオープンした実例もあります。
さらに応用編として既存のWEB ECサイトとLINEログイン連携をすることも可能です。LINEログイン連携をすると、既存のWEB EC上の会員情報とUIDを突合することができるため、会員情報や購買データを基にしたセグメント配信が可能になります。ユーザーにあわせた適切なLINEメッセージを送る事でECサイトへの誘導が促進されます。
LINEログイン連携によるUID活用例
・WEB EC上の購入データを活用して、過去●●●●円以上購入の方向けにメッセージ配信
・既存の会員データ上にランクなどがある場合、ランクに応じたメッセージやクーポンをLINEで配信
・新規登録、未購入のユーザーに向けて初回利用限定クーポンを配信
また、LINEログイン連携をする事でWEBのECサイトを利用する際にもIDやパスワードの入力が不要となります。その為、パスワード忘れによる離脱を防げます。
まとめ
上記の例以外にもフォーグローブでは様々なアプリモジュールがあります。クライアントのご要望に応じてカスタマイズし、オリジナルのLINEミニアプリを開発することも可能ですので、お気軽にお問合せください。