2020/01/22
仕事以外の活動から経験できること

こんにちは、おりたつです。
以前、アマチュアオーケストラで楽器を演奏しておりました。プレイヤーからはもう10年以上離れているのですが、機会があればまたやってみたい気持ちは少々あります。
今は年に数回、自分の出身団体や友人の団体で運営スタッフとしてお手伝いをしております。
アマチュアオーケストラの演奏会の面白いところ
一般的にプロのオーケストラは、ほぼ同じプログラム構成で東京、大阪、東北などツアーを組んで周る事が多いのですが、ツアーを組まないアマチュアオーケストラでは、同じプログラムをやる可能性はないに等しく、1回の公演にかける熱い思いが演奏者から伝わってきます。
アマチュアオーケストラは2時間程度の公演で、以下のような内容で構成されています。
- 短い曲1~2曲
- メインとなる曲(交響曲などが多い)
- アンコール曲
「この1回にあれもこれもやりたい!」という熱い思いが強くなり、「このプログラムは体力的にキツくないか!?」という内容がたまにありますが、聴いてる方としてはとても面白いです。(演奏者側は大変なんだろうと思います・・・)
演奏会の運営スタッフで経験したこと
演奏会の運営スタッフは多い時で70名ほどが集まります。司会進行、照明、お客様係などに始まり、昼食手配、花束の用意など様々な担当に分かれています。ホールによっては全て団体側で行わなければなりません。団体側で行う場合は、団員以外(団員の知人友人など)であることが多いです。そのため、スタッフ同士でもはじめましての人が多く、顔と名前が一致しないなどが当たり前の状況です。
何度も参加している僕でさえ、名前も分からない状況でスタートする事がほとんどです。ですが分からないながらも少しずつコミュニケーションを取って行くように努めています。また当日の進行表があっても、ほとんどがその通りに進みません。「やりながら解決できるようにする」「想定通りに行かなくても柔軟に対応する」などの姿勢はそういった経験から身についたことかもしれません。
スタッフ同士のフォロー、集客のための広報活動、指揮者等の接待、当日の運営、打上げのセッティングや進行などなど、運営スタッフにかかわる事でたくさん勉強させてもらってます。
団員の方に「また、このスタッフさんに来てもらいたい」と思ってもらえるように頑張ってます!
仕事でも言えること
「仕事とプライベートは切り離して」と考えている方もいらっしゃると思いますが、僕自身、プライベートで経験したことが仕事に繋がっていることも多いです。
もちろん仕事の経験がプライベートでも役に立つという事もあるでしょう。1%でも何かには繋がることはあると思っています。
かつて、自分の出身団体の指揮者に「体験を経験に。一度やったことを、次に活かすことにして欲しい」言われた事があります。今でもとても印象に残ってる言葉です。
組織作り、維持、管理などなど、運営スタッフを経験した事が、現在の業務に通じる部分がかなり多いです。
なかなか馴染みのないアマチュアオーケストラですが、1公演1,000円~3,000円くらいで聴くことができます。
「さっきチケットのもぎりをしていた人が、本番では楽器を演奏している」など、アマチュアオーケストラならではの発見もありますので、是非足を運んでみてください。