2020/01/20
あそべる展示イベント「デザインあ展」に行ってきました。

こんにちは!Webデザイナーのきみ(西日本)です。
人気展示イベント『デザインあ展』が滋賀県の佐川美術館で開催されていたので、行ってきました。
これから行かれる予定のある方は、ネタバレ注意です!
琵琶湖のほとりに立つアートスポット「佐川美術館」へGO!
大阪駅を出発して約1時間、最寄りの「堅田駅」に到着。駅を出ると目の前のバス停から佐川美術館行きのバスが出ているので、アクセスはとても便利です。
バスに乗りこむとすぐに満席となり、乗客の会話からもみんな美術館を目指していることが分かります。
バスにゆられること約15分。途中、琵琶湖を眺めながら琵琶湖大橋を渡ると、ほどなく目的地へ到着しました。バス料金は大人一人410円で少し高く感じますが、有料道路を利用するので納得。
美術館入口にはチケット購入のための列ができており、人気の展示会なのを実感。
いざゲートをくぐると、フォトジェニックな美術館に思わずレンズをむけてパシャリ。他の来館者も足を止めて、おもいおもいに撮影されていました。
「デザインあ」ってなに?
「デザインあ」は、こどもたちに「デザインの面白さ」と「デザイン的な視点と感性」をはぐくむEテレの人気番組。
そこから派生した「デザインあ展」は、デザインをきっかけに感性や想像力を育てていく展覧会です。
子どもから大人まで楽しめる
会場内は小さなお子さん連れのファミリーが多く見受けられましたが、番組のコンセプトを実際に「みる」「考える」「つくる」ことで、「あ!」という発見を楽しみながら体験できるこの展覧会は、どの世代でも熱中できるクオリティの高いものでした。
「あそべる」作品が人気
会場内には40もの作品があり、「観察のへや」「概念のへや」「体感のへや」の三つのテーマに分かれて展示されています。
それぞれのテーマには「あそべる」マーク付きの作品もあり、お子さんには特に人気でした。
テーブルに映し出された手の動きを見て、何をしているのか想像するコーナー
(最初にテーブルに手が映し出され、その動きで何をしているのか推理します。しばらくすると手と共にカード等のモノ(答え)が映し出されます。)
カードを自由に組み合わせて、オリジナルのマークを作るコーナー
はじめは、よくわからないまま遊んでいても、遊んでいるうちに自由な発想がポンポン飛び出してくるお子さんに、見守っていた大人も巻き込まれながら一緒に遊んでいたのが印象的でした。
信楽焼のタヌキをスケッチ
スケッチした絵をスタッフの方にスキャンしてもらうと、後ろの壁に自分が描いたタヌキの絵が写し出されます。
イベントホームページに投稿されるとあって大人気コーナーでした。
伝統的な紋を描く「もんどころ」に挑戦!
今回一番楽しみにしていたのが、「もんどころ」コーナー。
日本の伝統的な紋「瓢(ひさご)」「梅」「三つ巴(みつどもえ)」「雁金(かりがね)」から一つを選び、コンパスを使って用紙に描いていきます。
それぞれの紋を描くための所要時間が表示されており、短いものでは5分、長いものでも12分とタイトな時間設定。
コンパスを使うのも久しぶりで、小さなお子さんに混じりながら、あたふたしちゃいました・・・。
それぞれの紋は、すべてが円で構成されているのですが、組み合わせでこれほど多様な形ができるのかと、改めてデザインの奥深さを感じられる貴重な体験でした。
ほかにも、発想に「あ!」
偶然寿し
じかんのかたち
さいごに
大人も子どもも楽しめる「デザインあ展 in SHIGA」は2020年2月11日まで開催されています。
人気の展示会なので週末や冬休み中、特に休日は混雑すると思いますが、ぜひ「あ!」を体感してください!
朝9時半から17時まで。一般1,000円ほか。
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