2020/01/17
5GとIoTとAIでデジタルサイネージが変わる!?
2020年オリンピックイヤーに実用化と話題の5G。とにかく速いってことは皆さんご存知かと思いますし、仕組みも色々と紹介されていますので、今回はスペック等の話でなくAIとの合わせ技によるリアル店舗での展開を自分なりの図解で簡単ではありますが、ちょっとご紹介します。
映画が数秒でダウンロード出来るとかライブ配信がすごいとか、とかくエンタメ系で話題になりがちですが、実は5G+AIは医療や介護など様々な現場でも色々と期待されています。
そんな中、身近な生活の中でも意識してないところで使われていくことになりそうなのがこちら、ショップでの活用です。
店内天井カメラで顧客の行動分析
お客さんが入店すると、まず店内天井カメラがお客さんを認知、撮影し、モーションキャプチャーが始まります。
次に、そのお客さんの行動をモーションセンサーで捉え、店内の移動先、閲覧商品、商品閲覧時間等を分析します。
そして瞬時にお客さんの移動先のシェルフ型デジタルサイネージに、そのお客さんへのオススメ商品、クーポンQRコードなどを表示します。
ここで重要なのが、デジタルサイネージへの表示は必ず動画であることです。移動中の人にサイネージを見てもらうには静止画では効果があまり期待できないからです。
リタゲは追いかけてくる広告と言われますが、こちらは先回りしてくる広告と言えるかもしれません。
顔認証属性分析カメラでさらなるプロモーション
ここでお客さんが足を止めてサイネージを見てくれれば、今度は正面から顔認証属性分析カメラがお客さんの詳細証属を分析。
さらにたたみかけるようにオススメをリアルタイムにデジタルサイネージに送り、プロモーション。店内の商品棚への誘導を行います。
その後もお客さんの動き、購買などを天井カメラで追跡し、棚前顧客行動のデータ収集を行えば、AIがそのお店に合わせたさらなる分析学習が可能となります。
5G+デジタルサイネージの未来は?
一方的に広告を流すだけのデジタルサイネージが、5Gによって、カメラ撮影動画のリアルタイムな送受信とAI+IoTの活用によるプロモーション動画のリアルタイムな配信により、プロモーション・データ収集の新たなツールと進化するようです。
そして、デジタルサイネージに必須なのが動画コンテンツ。ただ動画を流せば良いというものではありません。企画・構成、ビジュアル制作等の総合的なクオリティ、クリエイティブ力が勝負となります。ご興味ありましたら、ぜひ弊社にご相談ください。