2018/05/25
フォーグローブ社内勉強会~品質の管理について~
こんにちは。
フォーグローブ編集部です。
フォーグローブでは週に1回、終業後の30分~1時間ほどの時間で若手ディレクターの育成を目的とした勉強会を開いています。
「若手」といっても、希望者は誰でも参加できるオープンな勉強会です。
参加者には、現役のWebディレクターや見習い中の人、マーケッターや広告運用担当、デザイナーやコーダー、EC担当や管理部やシステム担当など実に様々なメンバーが集まっています。
今回は社内勉強会についてご紹介をします。
フォーグローブ流の品質管理
制作現場において、社内外ともに様々な管理が求められます。
下記は「いつ、誰がやっても、ブレる事のない」制作のために、フォーグローブでは品質管理を下記のように6軸に分けて取り組んでいます。
スケジュール管理
WBSやBacklog、スプレッドシートなどスケジュール管理のツールは様々ですが、プロジェクトに関わる全員で共有できるようにします。「きちんと決められたスケジュールで進行できているか」を常に把握することが重要です。
課題管理
進行していく中で起こる、様々な課題やタスクが把握できているか。またそれらが滞りなくクリアできているか、メンバー全員に可視化できている事が重要です。
バージョン管理
プログラムのソースコードや運用が頻繁にある案件は、Gitなどのツールを使って管理します。他のメンバーに代わっても間違いが起きないようにする事が重要です。
ドキュメントの管理
設定書、仕様書など一定のフォーマットを使用することで、管理がしやすくなります。
セキュリティの管理
サーバーのアクセス権限、ID・PWの管理、メール送信時の注意など、初歩的な事でも見直しが必要です。
制作水準管理
マニュアルやガイドラインを作って、決められたレベルの物に仕上がっているか、作っている物のクオリティをどうしていくかの指標となります。
プロジェクトの途中で新メンバーがジョインしたりするのが当たり前の業界。
だからこそ主軸を決めて管理する事が重要です。フォーグローブではこの6つの主軸で「いつ、誰がやっても、ブレる事のない」制作を目指しています。
ワークショップ:「自分なりの品質管理」を書き出してみよう!
各自が普段の業務で取り組んでいる内容を書き出してみました。
・WBSやスプレッドシートでスケジュールと課題の共有
・Todoリストやチェックシートを作成
・コーディングガイドラインを作る
・Gitフローの整備
・マニュアル作成
・事故が起きた際は原因を明確にしナレッジを貯める
などたくさんの取り組みがあげられました。
ここから更に6つの軸に分けて細かく整理をし、自分達ができていること、足りない事を再確認する事ができました。
中にはこんな取り組みも。
皆さんの書き出しを見て、初歩的な事でもかなり細かくルール決めをしているのと、プロジェクトメンバーのコミュニケーションを円滑にするための工夫をされているな~という印象をもちました。
細かい取り組みの積み重ねが、大きなプロジェクトの成功に繋がるのです!
最後に
スケジュール管理、タスク管理にとっても役立つツール「Todoist (トゥードゥーイスト)」をご紹介します。
Todoist はこれ一つで様々なプロジェクトの管理ができます。
自分自身のスケジュールはもちろん、関連のあるメンバーにもまとめて登録(通知)ができるので漏れの防止にも繋がります。またUIがシンプルで見やすいので、このようなツールを使い慣れていない方でも試しやすいのではないかと思います。
公式サイトの説明によるとTodoist は、
やることを整理して人生を楽しむ
1000 万人以上が Todoist を使って人生の舵を取っています
との事。
何だかとっても凄いアプリですね。こういう情報を得る事ができるのも勉強会の良い所です。
さぁ、あなたも人生の舵取りを!(笑)
下からどうぞ。
その日のタスクをクリアすると、こんな言葉が!
猫もいますね^^
タスクをクリアするとレベルが上がっていくのが励みになりそうです。
まだ初心者です(泣)
まずは「エキスパート」を目指して頑張るぞー!