清明節の伝統風俗

4月4日は中国では清明節でした。日本でいう、お彼岸のような行事になります。今年はコロナウイルスによる影響で、例年のような過ごし方ができない家庭が多かったです。今回は清明節について少しご紹介したいと思います。

 

2020年4月4日清明。二十四节气中，既是节气又是节日的只有清明。“万物皆洁齐而清明，盖时当气清景明，万物皆显，因此得名。”这一天是祭奠祖先、缅怀先烈的日子。清明习俗还有踏青、荡秋千、蹴鞠、插柳等

2020年4月4日清明。二十四節気の中で、節気であり祝日であるのは清明だけである。万物はすべて清明で、蓋をする時は気清景明で、万物はすべて現れて、そのため名声を得ます。この日は祖先を祀り、烈士をしのぶ日です。清明の風習には青を踏んだり、ぶらんこを揺らしたり、蹴鞠をしたり、柳を挿したりします。

祭祖扫墓：祖先を祭り墓参りをします

铲除杂草，放上供品，于坟前上香祷祝，燃纸钱金锭；现在更多的人选择绿色环保的方式，简单的献上一束鲜花，以寄托对先人的怀念

雑草を除いて、供物を置いて、墓の前で線香をあげて祈って、紙のお金の金塊を燃やします。最近では多くの人は環境保護の観点から、簡単に1束の生花を献上して、先人に対する懐かしさを託します。

 

荡秋千：ブランコに乗ります

 

古时的秋千多用树桠枝为架，再拴上彩带做成，后用两根绳索加上踏板。荡秋千不仅可以增进健康，而且可以培养勇敢精神，至今为人们特别是儿童所喜爱。

昔のブランコは木の枝を支えにしてリボンをつないで作ったものが多いです。そして二本のロープでペダルをつけます。ブランコに乗ることは健康を増進するだけではなく、勇敢な精神を養うことができます。

 

 

蹴鞠：蹴鞠で遊びます

 

鞠是一种皮球，起源于宋代，球皮是用皮革做成，球内用毛塞紧。蹴鞠就是用足去踢球。这是古代清明节时人民喜爱的一种游戏。

鞠は皮球の一種で、宋代に始まり、皮は皮革で作られ、球の中は毛で詰まっています。蹴鞠は足でボールを蹴ることです。これは古代の清明節の時に人民が好きなゲームです。

 

踏青：春のピクニック

 

 

踏青：又叫春游。古时叫探春，寻春等。清明，春回大地，自然界到处呈现一片生机勃勃的景象，正式郊游的大好时光。我国民间长期保持着清明踏青的习惯。

春のピクニックとも言います。昔は探春、尋春などと言いました。清明、春が大地に戻り、自然界は至るところ活気に満ちた光景を呈しています。中国の人々は長期にわたって清明踏青の習慣を保っています。

 

植树：植樹

 

清明前后，春阳照临，春雨飞洒，种植树苗成活率高，成长快。因此，自古以来，我国就有清明植树的习惯。

清明前後は、春陽が照りつけ、春雨が舞い、苗木の成長が早いです。そのため昔から中国では清明に木を植える習慣があります。

 

插柳/戴柳：柳を身につけます

 

 

人民踏青时顺手折下几支柳条，可拿在手中把玩，也可变成帽子戴在头上，也可带回家插在门楣，屋檐上。现在随意折取柳枝是对树木的一种损害，是不宜提倡的。

人々は数本の柳の枝を折って、手に持って遊んだり、帽子に付けてかぶります。今はむやみに柳の枝を折るのは木に対する一種の損害であり、提唱するべきではないとされています。

 

牵钩：フック

 

 

其实就是现代的拔河运动。它主要是以一根麻绳，两头分为许多小绳，比赛时，以一面大旗为界，一声令下，双方各自拉绳，鼓乐齐鸣，双方助威呐喊。

現代の綱引き運動のことです。それは主に一本の麻縄で、二つの部分はたくさんの紐に分けられています。試合の時、一つの大きな旗を境に号令に合わせて双方はそれぞれ縄を引いて、太鼓を鳴らし応援します。

 

斗鸡：闘鶏

 

 

斗鸡是一种娱乐活动，早在春秋时就相当流行，传承至唐代，风靡一时，并形成了主要于清明时斗鸡的习俗。至今仍存民间，以河南开封最知名。

闘鶏は一種の娯楽活動で、春から秋にかなり流行しています。唐代まで伝承して一世を風靡し、清明の時に闘鶏する習わしを形成しました。今も民間に残っており河南の開封市が一番有名です。

 

射柳：弓柳

 

射柳是一种练习射箭技巧的游戏。据明朝人的记载，就是将鸽子放在葫芦里，然后将葫芦高挂于树上，弯弓射中葫芦，鸽子飞出，以飞鸽飞的高度来判定胜负。

弓柳は弓術を練習するゲームです。明朝の人の記録によると、ハトを瓢箪の中に入れて、瓢箪を木にかけて、弓を射り瓢箪に当て、ハトが飛び出したその高さで勝負を決めます。

 

 

还有清明节的传统糕点青团

清明節の伝統的なお菓子「青団」もあります。

 

最后，在全球疫情爆发之际祝愿大家清明安康。
最後に、全世界の新型ウイルスの早い収束と、皆様の健康をお祈りしています。

 

ブログ内画像引用：人民网