2020/04/01
DSPってなに?メリットは?

こんにちは!セールスのこんです。
突然ですがWebマーケティングに関わっている人ならば「DSP」って言葉、
一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
でもそもそも「DSP」って。。。
・どんな仕組みなの?
・どんなメリットがあるの?
などなど、理解できているようなできていないような。。。
そんなWebマーケティング担当の方必見!
今回の記事では「DSPとは?DSP活用するメリットってなんなの?」について解説していきたいと思います。
1.DSPってどんな仕組み?
DSPとは、Demand-Side Platformの略称で広告主が
広告効果を最大化させるメディアに広告配信するためのプラットフォームです。
いまインターネットには様々な情報があふれ、ユーザーの趣味嗜好や行動がかなり多様化しています。
皆さんも日々自分の興味関心のあるサイトを閲覧し情報収集後、商品やサービスを購入していると思います。
例えば、とある化粧品会社のWebマーケティング担当者が「自社の商品を知ってもらいたい」と広告出稿を検討したとき
ターゲットとなるユーザーにいかに最適な広告を届けるか、いかに無駄なコストをかけずに成果を出すかが悩みどころです。
ターゲットからずれたユーザーに広告配信してしまうと、
その広告はスルーされる確率が高く無駄になってしまう可能性が高いですよね。。。
そこで!ターゲットとなるユーザーにより最適な広告を届けるべく登場したのがDSPという仕組みです。
DSPの広告配信の仕組みとしては以下の通りです。
(1)ユーザーが広告枠のあるWebサイト閲覧
(2)ユーザー情報(属性・興味関心・行動履歴等)をもとにSSPに広告をリクエスト
(3)SSPからDSPに広告枠への入札リクエスト
(4)各DSPがSSPに入札結果を報告
(5)SSPが最高額のDSPをサイトに報告
(6)サイトが最高額のDSPに広告をリクエスト
(7)広告を表示
このような仕組みで私たちが普段見ているサイトに、私たちの属性や行動に合った広告が配信されているというわけです。
2.DSP活用のメリットとは?
では、DSPを使うことでどのようなメリットが得られるのでしょうか。
大きくは下記3つです。
■ターゲットとなる「人」にアプローチできる
自社サービスのターゲットとなる「人」を狙って広告を届けることができます。
興味関心の高いユーザーへ広告配信することで、その広告はスルーされにくく自社サービスの認知拡大につながります。
■類似ユーザーにも広告配信ができる
DSPのなかには、過去にコンバージョン(CV)※につながったユーザーと類似した行動をとるユーザーをターゲティングして、
広告配信することが出来る機能があります。より広告による成果が見込め、費用対効果を良くすることにつながります。
※コンバージョン(Conversion:CV)・・・Webサイトにおける最終的な成果。購入や資料請求、問い合わせなど。
■広告効果が最適化される
DSP広告は、DSPの最適化エンジンにより膨大な量のデータを解析し、最適と判断された広告が一瞬で自動的に選択されます。
これは手動による広告配信では到底不可能であり、DSP広告を利用するだけで広告効果が最適化されます。
3.さいごに
以上のようにDSPを活用することで広告を届けたいユーザーに向けて、
費用対効果を上げながら広告効果を最大化していくことが可能となります!
ですが、ただDSPを取り入れただけではすぐに効果が出るというわけではありません。
・どんなユーザーをターゲットにしたいのか、自社の立場や目的をしっかり分析できていること
→自社サービスを認知させたいターゲットとその目的、市場での自社の立場を明確にしたうえで取り組まなければ
配信や広告のクリエイティブの方針がぶれてしまい効果的な訴求に繋がらない可能性があります。
・どのDSPサービスを利用するのか
→DSPを選ぶうえで、自社のターゲットにきちんとリーチできるか?どのようなデータを活用してセグメントしているのか?
課金体系は?運用体制は?などなどDSPによって異なるため、自社の目的に合うかどうか、
ここをしっかり見極めていく必要があります。
というわけで、次回のブログでは「DSP広告においてどうKPI設計したらいいの?」
「フォーグローブがおすすめするDSPサービス」について書きたいと思います。
みなさんもどんなDSPサービスがあるかぜひ調べてみてくださいね!