2023/02/08

LINEミニアプリを顧客接点として企業が選ぶべき理由

 

この記事を見てくださっている方は、もしかしたら最近「LINEミニアプリ」ってちらほら聞くけれど、何ができるんだろうといろいろ調べているところで見つけていただいたのではないでしょうか。

弊社フォーグローブでは、2020年からLINEミニアプリ事業をはじめ、約3年が経とうとしています。
これまでに数々のお問い合わせをいただき、たくさんの企業のLINEミニアプリの開発を行ってきました。

私は営業という立場からLINEミニアプリ事業に関わってきましたが、その中で感じたことは、LINEミニアプリが企業と顧客を繋ぐツールとしていかに最適かということです。

この記事では、私がこれまで営業してきた中で感じたLINEミニアプリのメリットや、弊社の開発実績をご紹介していきたいと思います。

顧客接点として企業がLINEミニアプリを選ぶべき理由 

私がLINEミニアプリのメリットとしてあげたいのは大きく以下の4つあります。

①ユーザーにとって利用ハードルが低い

LINEミニアプリは、ネイティブアプリのようにアプリストアからダウンロードする手間も必要ありませんし、スマホのデータ容量も節約できます。
また、LINEアカウントでログインした状態で利用するアプリのため、ID/パスワードを都度入力しなくてもすぐに利用することができます。

ユーザーにとっても利用ハードルが低く、アプリダウンロードやパスワード忘れなどによる離脱を防ぎスムーズに利用開始してもらえるアプリです。これは顧客に自社サービスに触れてもらうための1歩としてとても重要だと感じます。

②LINE友だち数が増える

LINEミニアプリの利用をきっかけに、ユーザーを自社のLINE公式アカウントと友だちにすることが可能です。

厳密にいうと、友だちにならなくてもLINEミニアプリは利用できますが、ほとんどのユーザーがLINEミニアプリを利用する流れで自然と友だちになります。

店頭での声掛けやクーポンをフックに友だち集めるという手法もありますが、LINEミニアプリがあればそういった労力をかけずとも圧倒的なスピードで友だちが増えていきます。LINE友だちになってくれているということは、すでにその企業またはブランドのファンである方も多いと思いますが、これから企業やブランドのことを知っていこうと考えている見込み客も含まれているわけですので、開封率の高いLINEメッセージの特性を活かし、そういった顧客たちにも確実に、継続的にプッシュをしていくことができます

開発コストが安い

例えば、ネイティブアプリを開発しようとすると、iOSとAndroidそれぞれに対応する必要があるため開発コストもかさみます。

一方でLINEミニアプリは1つのアプリ開発で済むため、コスト、開発期間ともに削減することが可能です。企業にとって、新しいことに挑戦するのにかかるコストは、リスクも考慮してなるべくおさえたいものです。

さらに、アプリ上で課金をする場合、iOSやAndroidでは売上手数料30%をとられますが、LINEミニアプリの場合それがかかりません。(利用する決済手段に応じて、決済事業者が設定した決済手数料は発生します)手元に残る利益が大きい方が企業にとってもうれしいのは言うまでもないお話です。

④LINEミニアプリ内で取得したユーザーの行動データをもとにセグメント配信が可能

LINEは、LINE公式アカウントの基本機能で友だちにメッセージを送ることができますが、その友だちがどのような属性でどのような行動をとっているか細かいことまでは分かりません。しかし、LINEミニアプリが加わるとミニアプリ上で取得した属性や行動データをもとに、狙った顧客へセグメント配信が可能です。

例えば、モバイルオーダーで前回の注文から3ヵ月注文がない顧客へ割引クーポンを送るなどの販促・集客に活かしていくことができます。

②で述べたようなすでにファンである顧客に対するメッセージと、見込み客に対するメッセージと、
それぞれにあった内容で訴求して行くことができるので施策効果も表れやすいと思われます。

以上のことから私は、来店頻度・購買頻度を上げたいロイヤルカスタマーを育てたいなどの課題をお持ちの企業様にはぜひLINEミニアプリを検討していただきたいと思っています。

事例紹介:Gong cha モバイルオーダー

ここでご紹介しておきたい事例が1つあります。それは弊社で開発を行った株式会社ゴンチャ ジャパン様(以下ゴンチャ)のLINEミニアプリ事例です。

「ファンブランドとして、顧客エンゲージメントを強化したい」
「顧客エンゲージメント強化のために、ユーザーデータを適切に取得・活用したい」

という目的のもと、弊社のLINEミニアプリ開発基盤「UZ apps」を用いて、「テイクアウト機能」「スタンプカード・クーポン機能」を実装いたしました。

2022年3月から全国の店舗で利用がスタートしたのですが、まもなく1年が経とうとしている現在、

LINE友だち数 55万人
モバイルオーダー会員数19万人

と圧倒的なスピードで増加を続けています。

そんなゴンチャがLINEミニアプリで取り組んでいる施策というのが

①BUY1 GET1キャンペーン

Gong chaモバイルオーダーを初めて利用したお客様に、モバイルオーダーで使えるドリンク1杯無料クーポン(追加トッピングも可)をプレゼントするというキャンペーンです。
※2023年2月現在も実施されています。

1杯購入すれば次回もう1杯飲めるのですから、モバイルオーダー利用が活性化されるきっかけとなりました。

②スタンプカード

Gong chaモバイルオーダーでは、1杯ごとに1スタンプ貯まります。
スタンプの進捗数に応じてトッピング無料クーポンなどのお得な特典が受け取れ、スタンプカード1枚(10スタンプ)貯めるとまたドリンク1杯無料クーポンをGetできるという何度でも通いたくなる仕掛けが顧客の足を遠ざけません。ちなみにスタンプカードが6枚以上貯まると最高ランク「ゴンチャアンバサダー」という称号がもらえます。

③スタンプ3倍キャンペーン

基本的にはドリンク1杯につき1スタンプがたまるのですが、平日にスタンプ3倍Weekが開催される期間があります。キャンペーンはゴンチャのLINE公式アカウント上で告知されます。スタンプがいつもの3倍もたまるとなれば、ついつい足を運んでしまいますね。

④モバイルオーダー先行販売

ゴンチャは季節ごとに限定商品を販売しているのですが、店頭販売開始前にモバイルオーダーで先行販売を実施します。こちらもゴンチャのLINE公式アカウント上で告知がされます。いち早く新作を飲めるので、ついついモバイルオーダーで注文したくなってしまいます。

このように、モバイルオーダーをどんどん利用したくなるような仕掛けを次々展開されているゴンチャ だからこそこれだけのスピードで利用者数が増え、それに相まって、LINEミニアプリの利便性がユーザーに浸透し、繰り返し利用されるサービスになっていったのだと考えます。

ゴンチャとはモバイルオーダーのさらなる改善だけでなく、福袋予約販売用のECや、モバイルオーダーで利用できるLINEギフトクーポンなどLINEミニアプリを軸に様々な新しい取り組みをご一緒させていただいています。

LINEミニアプリ~まとめ

弊社はLINEミニアプリ開発基盤「UZ apps」を用いて、企業の様々なニーズに応えます。既に開発済みの豊富なアプリモジュール群をかけあわせることで、企業の課題にあわせたLINEミニアプリを柔軟に開発可能です。

そしてLINE社公式のLINEミニアプリ開発ベンダーにも選ばれておりますので安心してご相談ください。

 

 

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ライター
こん
セールス

このライターが書いた記事

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