2019/08/06

Adobe Fresco プレリリース体験レポート

 

こんにちは!ディレクターのうえです。

お絵描き大好き! お絵かきソフト大好き!
なので、Adobe Frescoのプレリリースユーザー登録、もちろん申込みしました。
で、この度めでたく参加者に選ばれましたので、そのレポートを書きたいと思います。

Adobe Frescoとは

iPad向けのドローイングアプリとして開発されていた、「Project Gemini」の正式名称。
それがAdobe Frescoです。
[ Adobe Fresco 公式ページ ]

Frescoという名称は「フレスコ技法」から発想を得たもの。
「新鮮な」という意味を表す言葉の通り、水彩の時間経過による滲みや、油絵の具の混ざり具合などを楽しむことができます。しかもベクターによる描写もできる!
ということで、直感で描きながらオブジェクトを制御できる……そんなアプリのようです。

ライブブラシ

Adobe Frescoのブラシは、大きく分けると3種類。
ピクセルブラシ、ベクターブラシ、ライブブラシです。

ピクセルブラシは、従来のPhotoshopや、他のペイントソフトでお馴染みの、ピクセルに描画するタイプのブラシです。
ベクターブラシは、Illustratorなどでお馴染みの、拡大・縮小しても画質が落ちないタイプのブラシ。単色の塗りと、アウトラインで描写されています。

ライブブラシはピクセルで描写されますが、名前の通り、水彩の滲みや油彩の混色の再現性の高さが特徴です。Adobe Frescoの一番の売りと言っても過言ではないでしょう。

水彩

fresco_water_thumb
多分一番楽しい機能が、この水彩描画だと思います。
リアルタイムで線や塗りが滲んでいくところは、本当に紙に描いているかのよう!
もちろんレイヤー分けされているし、水彩を乾かす機能もついています。
添付の絵は、全て水彩機能で描いたものです。

油彩

fresco_oil_thumb
こちらもライブブラシのひとつである、オイルペインティングの機能です。
若干癖がありますが、筆についた色がそのまま描画されていくところは、使いなれると面白い効果を生みそうです。
添付の絵は、全て油彩機能で描いたものです。

所感

クラッシュ頻度が高いのが本当に残念!
まだテスト段階なので本番の絵は描かないでね!という主旨の注意があります。実際、クイック書き出しなどで保存しないとダメで、普通の保存機能を使おうとすると絵が消えてしまうことがよくあります。(スペックの問題もあるかも)

クラッシュが怖くてあまり細かい絵を描けていないのですが、いろんな可能性があり、非常に期待が持てるアプリです。
正規版のリリースが楽しみですね。

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ライター
フォーグローブ編集部

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