2019/12/26

ジオターゲティングとは?メリットと効果的な使い方

ジオターゲティング

 

こんにちは。C&Dユニット所属のWebマーケッター「ねぎ」です。

皆さんは「ジオターゲティング」という言葉をご存知ですか?

ジオターゲティングとはリーチしたいけどなかなかできないユーザーに対し、効果的にアプローチする方法として注目されているウェブマーケティングの手法のこと。

今回はこの手法のメリットを中心に、使い方からサービスの紹介までわかりやすくご紹介します!

ジオターゲティングとは?

マーケティング

ジオターゲティングとは、ユーザーの位置情報を利用したマーケティングのこと。

IPアドレスやGPS、Wi-Fiなどの情報を解析し、ユーザーの居住地やよく行く場所、行ったことのある場所、現在地などの位置情報を取得。

その情報を元に効果的にマーケティングを可能にしたサービスです。
とはいえ、ユーザーの位置情報を知るだけでどんなメリットがあるのかわからないですよね。

そんなあなたのために、ジオターゲティングを利用する3つのメリットをお伝えします。

押さえておきたい3つのメリット

 

メリット1:Webだけではアプローチできなかった層に対して配信ができる

例えば、保育園に毎日通ってるユーザーへのアプローチ。

保育園児の子どもがいる比率が高いので、私立小学校や子育て情報など、ビジネスターゲットにあった情報を届けることが可能です。

 

メリット2:地域に合わせたマーケティングができる

自分のビジネスに合った地域へ情報を届けることも可能。

住宅地やビジネス街の違いなど、地域をもとにBtoCやBtoBを使い分けて配信することが可能です。

 

メリット3:位置情報を活かしたより細かいセグメントができる

居住者と訪問者、ファミリー層や独身層など、ジオターゲティングならではのセグメントを行うことで、予算が小さくてもターゲティング次第で、他の広告より費用対効果アップが狙えます。

 

このように大きなメリットのあるジオターゲティングですが、同時に気をつけるべきデメリットもあります。

そこもしっかり押さえておきましょう。

※サービスによって異なります

 

気になる3つのデメリット

 

デメリット1:目的が不明確だと広告費の垂れ流し

ブランディングなのかリード獲得なのか、来店なのか商品購入なのかなど、目的が明確になっていないと、出稿する場所やタイミングを見誤ることになり、思っていた効果を出せなくなってしまいます。

 

デメリット2:選ぶ地域や範囲によっては見てもらえない事も

例えば、住宅地にBtoBの広告を出しても、期待した反応をもらうことはできません。
このようにターゲットとなる層がいない場所や時間帯を間違えると、見てもらう機会自体が激減してしまいます。

 

デメリット3:クリエイティブが悪いとクリックしてもらえない

位置情報から得られたユーザー属性に合ったクリエイティブをつくらないと、クリック率が上がらないだけでなく、間違ったブランディングに繋がる事もあります。

 

ジオターゲティングを利用するなら目的を明確にし、ご自身のビジネスと商圏に適した広告出稿やクリック課金ができる広告サービスを選ぶといった選定が大切になってきます。

ジオターゲティングの成功事例

ジオターゲティング 事例

事例1:ジム

ジムのある店舗から半径1kmかつ、最寄り駅から半径1kmの居住者へ出稿し、新規の入会者数をアップ。

 

事例2:学習塾

ファミリー層の多く住む住宅地へ市区町村範囲で出稿し、新規の入塾者数アップ。

 

事例3:採用

大学のあるエリアへ出稿し、応募者数アップ。

 

事例4:BtoB

企業の取材地やIPアドレス単位で出稿し、獲得リード数アップ。

 

事例では、実店舗を持っているビジネスを中心にご紹介しましたが、使い方次第で実店舗を持っていなくても効果的な使い方ができますよね。

 

次に弊社がおすすめしてる効果的な使い方をご紹介します。

 

フォーグローブ的ジオターゲティングの効果的な使い方

ポスティング

デジタルマーケティングはデジタル上だけで完結させるサービスが多いですが、

リアルメディアと組み合わせる事で、効果が期待できます。

 

たとえば「チラシ」。

 

スマホの広告だけを見るよりも、チラシを通して頭の中に情報をインプットさせた状態で、スマホで表示された広告を見るほうがサイトへの流入や成果を高めることが可能です。

 

逆に、現在実店舗ビジネスなどのチラシを使った広告をしているのであれば、ジオターゲティングとの親和性はバツグン。ぜひ一度試してみてください。

 

また、チラシでポスティングを行うと、本当に配布されているのか不安に感じることも。

チラシのポスティングには、マンションによってはネガティブに捉えている場合もあるので、そのような場合にチラシの代替としても活用するのも効果的ですね。

代表的なジオターゲティング広告サービス

代表的なもので以下のようなサービスがあります。

・Google広告
・Yahoo広告
・ASE
・マイクロアド

最初にするなら、おすすめはGoogle広告かYahoo広告。

これってジオターゲティングなの?と思うかもしれませんが、ターゲティング設定時に地域の設定が可能です。

 

検索キーワードを掛け合わせた出稿はGoogleかYahooしかできませんので、まずはこの2つから始めることをおすすめします。

なにより、最低出稿金額の制限がないので、ジオターゲティング広告入門にはピッタリ。

 

ジオターゲティング広告にかかる費用と相場

ジオターゲティング 費用

広告によっては最低出稿金額の制限がなかったり、1000円から出稿できるものがあるので、低予算でも安心。
ただ、最低出稿金額は10万円・30万円・100万円とサービスよって様々。
広告予算が確保できているのであれば、大きく広告費をかけることでビジネスの拡大スピードを加速させてくれます。

まずは最初は低予算からテストをおこない、費用対効果がでるようであれば、大きく広告費を注入してもいいのではないでしょうか。

 

最後に・・・・

「ジオターゲティングを使ってサイト流入目的で広告費を出したけど、インプレッションだけが多くなり、広告費が無駄になった!」と思っているあなた。

GoogleやYahooは出稿しつつ、他の媒体も狙いたいと思っているあなた。

 

最低出稿金額なしで、クリック課金のみで出せるジオターゲティングのサービスもあります。

また、クリック単価が高騰しているので低くしたいとお悩みの方にも、クリック単価固定で費用対効果をアップする方法がありますので、

気になる方は、ぜひ私「ねぎ」へお問い合わせください。

お問い合わせはこちらをクリック

\ この記事はどうでしたか? /

ライター
ねぎ
Webマーケッター

このライターが書いた記事

  1. 【GA4で直帰率を確認する方法】押さえておくべきUA(旧GA)との違い

  2. GA4とは?GA4の特徴とUA(旧GA)との違いや初期設定を解説

  3. 【初心者向け】基本的なGA4の見方と使い方をやさしく解説

同カテゴリーの記事

  1. 【GA4で直帰率を確認する方法】押さえておくべきUA(旧GA)との違い

  2. GA4とは?GA4の特徴とUA(旧GA)との違いや初期設定を解説

  3. 【初心者向け】基本的なGA4の見方と使い方をやさしく解説