2017/03/13
人を見て法を説け
プロデューサーをしております、ごっさんです。
ある日の、出勤前に自宅で見ていたテレビの情報番組で、動画で「ことわざ」を紹介するコーナーで気になった言葉をご紹介します。
『人を見て法を説け』
紹介されていた動画とは、パパが3歳ぐらいの我が子にバッティングの方法を教えるというもの。
パパは、「ボールから目を離さないようにぃ~」とアドバイス。
子供はパパの言葉を受け、自分の体を前のめりにしてボールを見続けてしまったのです。
そう。
パパの言葉を文字通り受け取り、バットを振る事よりも、「ボールから目を離さない」ことに集中してしまったのです!
そんな、微笑ましい動画を朝から紹介していました。
コミュニケーションにおいて大切なこと
ところで、『人を見て法を説け』の意味とは、
「人に何かを説いたり諭したりするときは、その相手の性格や気質を見極めて相手に合わせた適切な言い方をすることが必要だ。」
という教えです。
この教えは、コミュニケーションにおいても非常に大事な考え方の一つではないでしょうか。
我々のWeb制作やシステム開発などのプロジェクトマネジメントやディレクション業務ではもちろんのこと、一般企業における組織やチームマネジメントでも、指示命令や各種情報伝達において、ちょっと工夫することでコミュニケーションが円滑になります。
「伝える側」が「受け取る相手」に対し、適切な言葉を選択し、適切な順序とタイミングを考慮することで、より正確に伝えたいことが相手に伝わります。
「情報コミュニケーション」を生業とする我々にとって、このことわざは、大切にしたい一つですね。